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MOVIE Hydro Ag+(ハイドロ エージープラス)の全容がわかる限定映像をご覧ください。

No.04 新提案“持続除菌”で安心・快適!Hydro Ag+(ハイドロ エージープラス)

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リケジョ リポーターの潜入取材 INNOVATION REPORT これまでの“拭いた瞬間だけキレイ”じゃ、もう満足デキナイ!?新提案“持続除菌”の『Hydro Ag+』で安心・快適な生活を送りたい!

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PROFILE [ リポーター紹介 ]

  • 写真:中山 美織[MIORI NAKAYAMA]

    中山 美織[MIORI NAKAYAMA]

    プロフィール

TECHNOLOGY [ 技術紹介 ]

衛生意識が世界中で高まる現代。“持続除菌”で人々の健康と快適な生活を願う
『Hydro Ag+(ハイドロ エージープラス)』について、イノベーションリポーター中山が、
ご担当者の阿部さん、佐藤さんにお話しを伺いました!

写真:R&D統括本部 高機能材料研究所 佐藤さん、メディカルシステム事業部 統括マネージャー 阿部さんとリポーター中山

[『Hydro Ag+(ハイドロ エージープラス)』の技術について]中山 : 今回、富士フイルムが新たに提案する“持続除菌”の『Hydro Ag+(ハイドロ エージープラス)』
についてお話を伺わせていただくのですが、当初、この技術は医療機関向けの商品に使われており、
今、一般の生活者の方にも広がっていると聞いています。
私自身の実感としても、菌やウイルスに対する、世の中の衛生意識はかなり高まってきているように
感じています。やはり、そういったニーズに応えて用途を広げているのですか?

阿部 : 長年、富士フイルムはレントゲンフィルムや医療機器などの診断分野に携わってきました。病院に通院・入院される患者さまが、健康な状態になることのサポートとなる商材・技術を提供してきました。
病院という場所は、今おっしゃっていただいた衛生意識が最も高い場所の1つといえるかと思います。特に院内感染の対策にはとても気を遣っており、その病院向けの商材として、高い除菌効率をもつ『Hydro Ag+を開発し、ご導入いただいている各医療機関から高い評価を得ることができました。
次に私たちが「予防」という観点で着目したのは、一般家庭です。そもそも病気にならない環境作り、つまり、悪い菌やウイルスを体にとりこまないために、『Hydro Ag+』の力をつかえないかという問題意識で技術・商品の展開を進めました。

中山 : 生活の中での、病気の「予防」にフォーカスしたということですね?

阿部 : その通りです。病気の感染を「予防」するために、衛生を保ち続けることは非常に重要な課題です。例えばインフルエンザなどは国民病と呼ばれていますが、感染してしまうと、個人の生活に支障がでるだけでなく、国家レベルでの医療費増大も大きな問題になっています。

中山 : 国民病…!たしかに、インフルエンザって、学校やバイト先でも、“気を遣ってても、流行したら、かかっちゃうのは仕方ない”みたいな印象があります。

阿部 : そこなんです。インフルエンザに対する一般的な対策は、「人の大勢いるとこへ行かない」など、なかなか実行するのが難しい対処法となっています。しかし、病院で行われているような正しい知識と方法が一般にも広まれば、感染のリスクをもっと下げることができるはずなんです。

中山 : なるほど!それは素晴らしいですね!
でも、病院で使われる技術と聞くと、一般には難しいやり方なのかなと想像してしまいますが、『Hydro Ag+』は、どうなのでしょう?

HydroAq+の機能詳細はこちら

佐藤 : ご安心ください、実際に使っていただく方にとって、難しさはまったくありません。一般的に、病院での除菌方法はアルコールを使ったものが効果的で、広くとりいれられているので目にしたこともあるかと思いますが、使い方は同じイメージです。

中山 : 私も大学の実験で使いますが、アルコールクロスで拭いたり、スプレーでかけたりするだけですものね!たしかにカンタンです^^

佐藤 : はい。アルコール除菌は様々な菌やウイルスに対して高い作用効果をもっており、使い方も簡単な優れた除菌方法です。ただし、実は、アルコール除菌だけだと、拭いた瞬間はとてもキレイになりますが、アルコールが乾燥してしまうと効果が無くなってしまうという弱点があります。

中山 : たしかに!アルコールはすぐ蒸発してしまうから、その後すぐやってくる菌やウイルスは、またアルコール除菌するまで増殖し放題ですね…。

佐藤 : その通りです。“感染を制御する”という意味では、このような一時的な除菌効果だけは不足する部分があります。

アルコールだけの除菌だと、瞬間的に清潔にできる一方で、その持続が出来ず新たな菌の繁殖を防げない。

イメージ図:超親水膜 銀系抗菌剤 銀イオン ※すべての菌を除菌できるわけではありません。

中山 : あ!だから“効果が持続する”『Hydro Ag+なんですね!?

佐藤 : はい。我々はアルコールと同じように様々な菌やウイルスに作用する物質として、「銀イオン」に着目しました。アルコールに「銀イオン」と「超親水性ポリマー」を含めた技術が、『Hydro Ag+』なのです。つまり、拭いた直後はアルコールによる高い作用で除菌を行い、アルコールが蒸発してしまったあとは、「銀イオン」を使った抗菌剤を含んだ「超親水膜」が形成され、その抗菌効果によって、やってくる菌やウイルスと戦い続けるという仕組みです。

Hydro Ag+の 全容がわかる限定映像はこちら。

中山 : わぁいいとこどりですね!アルコールで瞬間的な除菌ができて、さらに「銀イオン」が除菌し続けてくれるなんて!
ちなみに“持続除菌”の継続時間って、どれくらいになるのでしょう?

佐藤 : 国立がん研究センターとの共同研究で、実際の病室のカーテンに『Hydro Ag+』スプレーを噴きかけて抗菌コートをし、菌の繁殖を測定しました。看護師さんや患者さんがカーテンを触ったりする通常環境下にて、1カ月間は菌の繁殖抑制が持続することを確認しました。

中山 : 1カ月も!!

佐藤 : はい。さらに『Hydro Ag+』は使っていただくたびに「超親水膜」の層が増しますので、拭くたびに“持続除菌”の力は強まります。

中山 : すごいですね!そのような高い効果を発揮する「超親水膜」や、抗菌剤として「銀イオン」を扱う技術は、やはり富士フイルムならではの部分があるのでしょうか?

佐藤 : はい。まず銀についてですが、中世の時代から銀食器に使われたり、歯科では銀歯という常に体内と密接にかかわる部分にも使われていたりと、高い安全性が確認されている抗菌物質です。 また他の抗菌性能を有する化学合成物では、時間経過で性質が変わってしまうことがあります。しかし銀はいつまでたっても銀として安定しているので、“持続除菌”に向いているんですね。その点、富士フイルムは昔から銀塩写真フィルムを扱っているので、銀に対する高い専門性と多様な知見をもっていたわけです。
そしてフィルム技術、つまり薄膜の技術ですね。分子設計や材質のコントロールも得意としていましたので、「超親水膜」にも積み重ねてきた技術力が発揮されているわけです。

中山 : なるほど!まさに富士フイルムだからこそ創り出せた技術なんですね!

阿部 : ありがとうございます。
では次に、『Hydoro Ag+』の具体的な導入事例をご紹介しますね。

中山 : お願いします!

富士フイルムのコア技術について

VISION [ 将来展望・導入事例 ]

『Hydro Ag+(ハイドロ エージープラス)』の導入事例と、
将来展望について

中山 : こちらにご用意いただいたのが、『Hydro Ag+』の技術を使った製品なんですね!

佐藤 : はい、もともとは2014年ごろに弊社のX線診断装置の機材の一部に抗菌コートを施すことになり、『Hydro Ag+』の技術が生まれました。これをフィルムに塗布することで、液晶用の保護フィルムに使用したり、こちらに用意したドアストッパーの部品などの家具などの建材に貼る抗菌フィルムとして使用できます。

中山 : 液晶でいうとスマートフォンの画面なんかは何度も手で触れるし、通話するときは口元にも近づくから、『Hydro Ag+』の“持続除菌”の抗菌フィルムなんて、すごくいいですね!

佐藤 : 汚れが付きにくい超親水性の膜を保有しているので、手で触った際の油汚れや手アカも落としやすくなるというメリットもあるんですよ。

中山 : いいですね!

写真:『Hydro Ag+』の技術を使った製品

阿部 : この技術をさらに使いやすくして、医療機関向けに開発したのがこちらの青いパッケージの製品です。院内の感染予防をする環境清拭材というのですが、厚生労働省のガイドラインにあわせてアルコール80%となっています。一番なじみやすい例でいうと、注射をするときに肌を拭くアルコールが80%ですね。拭くだけでいいクロスタイプと、噴きかけるだけでいいスプレータイプの2種類を販売しているのですが、各医療機関から大変好評いただいています。

中山 : 便利ですものね!医療機関では実際にどのような使われ方をしているのでしょうか?

阿部 : 患者さまが触れる医療機器、例えばレントゲン撮影の際などに接触する部分の清拭をはじめとして、待合室やトイレなど、感染経路になりやすい場所で特に使っていただいています。“持続除菌”が特に重要となる場所ですからね。
また、「なるほど!」と思った実例でいうと、小児科のぬいぐるみですね。小児科ですので、当然子供がくるわけです。子供は感染に対して弱いのですが、おもちゃなど共通で使用するものと多く接触してしまいます。『Hydro Ag+』をぬいぐるみに噴きかければ、“持続除菌”の力で感染と戦い続けることができるわけです。

中山 : ぬいぐるみ!なるほど。感染と戦うために、まだまだ『Hydro Ag+』を使ったほうがいい場所が、たくさんありそうですね!

阿部 : そうですね。医療機関だけでなく、一般家庭にも“持続除菌”の力を広めていくことで、多くの発見があると思います。こちらの緑のパッケージが、一般家庭向けに開発した製品で、アルコール60%となっています。これは消防法の関係で、火気のある一般家庭でも安全に使えるようになっています。誤解のないように補足しますと、アルコール60%でも十分な殺菌効率があって、アルコールが蒸発したあとに作用する抗菌剤は医療機関向けと同じ成分ですので、家庭用も医療用と同様の“持続除菌”の効果を得られるわけです。

中山 : 一般家庭でも安全に、医療機関並みの感染対策ができるのは便利ですね!
一般向けですと、どのような使われ方があるのでしょうか?

一般家庭用商品はこちら

阿部 : ドアノブやトイレ、パソコンのキーボードや机など、人が触れる部分がやはり感染経路になりますので、そういう場所に使うのが効果的です。
また、家庭での高齢のご家族への介護や、小さなお子様のいらっしゃる家庭など、抵抗力の弱い方にかかわるシーン、例えば車いすや手すりにお使いいただいたり。
またトイレですと、床にスプレーするだけでも防臭効果がありますので、例えば、ペットのトイレまわりにも効果的です。
さらに今、インフルエンザ感染対策のモデルケースとして、小学校で『Hydro Ag+』を試験的に導入し、効果検証を進めております。これからも次々と、効果的な使い方が新しく発見されていくと考えております。

中山 : たしかに、使う人が増えるほど、感染症対策された場所が増え、安心ですね!今後、『Hydro Ag+』がさらに進化していく予定などはあるのでしょうか?

阿部 : 例えば、形状について、当然ですがやはり持ち運びしやすいポケットティッシュタイプや、小型のスプレーですとか、ニーズや使用シーンの拡大にあわせて新しい商品を展開していこうと考えています。例えば、受験生が小型のものをカバンにいれて、「予防」のために除菌する習慣を身に着けたりすると、大切な機会に備えることもできると思うんです。

中山 : こんなに簡単に“持続除菌”できるなら、そういう習慣が子供はもちろん、多くの人に広がっていきそうですね!

阿部 : 大きな話になりますが、本当に文化を変えていきたいと思っています。
衛生意識は確かに高まってきていますが、菌やウイルスに対して、汚い・危険と思ってはいるものの、十分な行動はとれていない人が多くいるのが実情です。
先ほど例に挙げたキーボードや、スマートフォンの画面が、トイレの便座よりも汚いという事実があります。毎日それに触れるのに、毎日除菌する人は、なかなかいない。もし、ちょっと拭くだけでいい、あるいは、スプレーするだけでいい、『Hydro Ag+』があったなら、感染症の「予防」ができるのです。

中山 : ほんのちょっとの習慣で、“持続除菌”で感染リスクと戦い続けることができるわけですね!

阿部 : そうなんです。元となる菌やウイルスそのものに対処する。それを、だれもがカンタンにできる世界にしたい。今、『Hydro Ag+』は海外展開の計画も進んでいます。

中山 : 感染に対してまだ対策が不十分な国も、多くありそうなイメージがあります。世界中のだれもがカンタンに感染症対策できるのはすごくいいですね!

阿部 : ただスプレーしたり、拭くだけでいいですからね。カンタンだということはすごく大切だと考えています。実は日本でも大きな自然災害の際、無事に避難場所に避難したあとの感染も大きな問題として挙げられていました。トイレの数が足りず、水も流れない。まともに手を洗うことができないままで、ドアノブや手すりなどを大勢の人たちが触れるわけです。そのような環境に対して、環境感染学会の先生から『Hydoro Ag+』は非常に素晴らしいコンセプトの技術だと評価いただきました。災害時に、ただスプレーするだけで簡単に除菌できて、なおかつ“持続除菌”で増殖させない。こういった視点は海外での災害時にも感染症の「予防」に貢献できると思うのです。例えば非常時、怪我をした方のためのベッドに『Hydro Ag+』を使えば、即席の抗菌ベッドにして、治療をより安全に行うことができるでしょう。

中山 : あらためて、本当にすごい未来があるというか、人々の健康や安全に貢献する技術ですね!

阿部 : 富士フイルムは、人々の快適な生活の実現、そのための社会的貢献をしていきたいと強く考えています。
その1つのカタチとして、病院で病気がうつらない、一般家庭でも病気になりにくくなるという目標のために、感染症と戦っていきます。
『Hydro Ag+』のようなカンタンに使える商材があれば、文化を変えていける可能性がある。
手洗い、うがいが習慣になってきたように、だれもが当たり前に感染予防ができるような、新たな習慣を提案していきたいと考えています。

中山 : 本日はありがとうございました!

インタビューを終えて

中山 美織

私にとって、とても身近に感じられるテクノロジーでした!
人々のためになるものが、だれでもカンタンに使えるのがすごくいいなと。感染の根源である菌の除去と予防を広めていこうという発想が、さすがでした。“持続除菌”を達成するための技術もとても興味深くて勉強になり、とても楽しめました。
今後のさらなる展開や進化に期待しています!!

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中山 美織[MIORI NAKAYAMA] Age23 理系専門分野:錯体化学

趣味はアニメ、映画鑑賞と一人旅。4歳から新体操、中高では器械体操、大学ではクラシックバレエを経験。(肩関節はずせます!)生まれてから一度も髪を染めたことがありません!「家族全員が理系で、昔から理系科目が得意でした。富士フイルムの様々な技術を学びながら、しっかりリポートしていきます!」

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